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2019-09-20
最終更新日:2020/05/20

野口健|山梨県大月市にある古民家の自宅が素敵すぎる!

野口健さんの自宅は、山梨県大月市にあり、築200年の古民家をリフォームした広さ約190平米、間取りは4LLDKの広々とした邸宅です。

今回は、野口健さんの素敵すぎる自宅をご紹介します。

1 野口健が山梨県大月市の古民家に住んだきっかけは?

野口健さんは、父親がが外交官だったため、子どもの頃はずっと世界各地を転々とし、小学校6年生から大学に入るまでは、イギリスの全寮制の学校で寄宿舎生活を送っていました。

長い海外生活で日本的なものに対する憧れもあり、ずっと田舎に故郷がある人を羨ましく思っていたそうです。

そんな中、東京から少し離れた山梨県大月市の空き家バンクで見つけたのがこの築200年の古民家で、2017年の冬にここでの生活が始まりました。

また、新しい家を建てるんじゃなく、古い家を修繕して住むという発想は、イギリスに住んでいた影響が大きいのだそうです。

イギリスでは、新築に対して厳しい条例があり、中古の家を買って自分たちの好みにアレンジしていくという文化が根付いているため、家ごとに家族の個性が見られるのだそうですよ。

環境問題や日本の伝統文化にどう向き合うかが問いただされる今の日本で、是非取り入れたい考え方ですよね。

2 寒々しかった古民家を少しずつ快適な空間に

築200年の古民家は、長い間人が住んでいなかったこともあり、最初は苦労もあったようですよ。

夜寝ていると冷たい風が顔の上を通っていくし、気温が低すぎて携帯の充電ができず、冷蔵庫みたいに寒々しくって、家の中でテントを張って寝るほどでした。


寒さや湿気がひどいとメンタルをやられてしまうので、まずは窓を全て二重窓にするところから手を入れ始めました。


それから家に色をつけていって、寒さを感じないように暖色を意識して取り入れて、今まであまり使わない脳みそを使うのが楽しかった。


最初は寒々しかったこの古民家も、一年間くらいかけてだいぶ快適になりました。

男の隠れ家デジタル

3 古民家を整えていく上でのテーマとは?

野口健さんがこの古民家を整えていく上でテーマにしたのは、生活感を出さないことだそうです。

生活を感じるものを置くと一気に気持ちが日常に引き戻されてしまうので、心を休める場所にすることを最重視してものを揃えていったそうですよ。

野口健さんの自宅には、世界を冒険しながら各地で集めてきたアンティーク雑貨や家具、アーティストの作品が多く配置されています。

異国情緒がありながらも”和”の空間にうまくマッチしていて、とても素敵です。

玄関の壁に古いアフリカの民族の扉が埋め込まれていたり、和室にマサイ族からもらった槍を飾ったり、アフリカやチベット、あちこちに行って集めてきた置物を飾って自分好みの空間を作られています。

4 野口邸のこだわりの自宅写真

野口健さんのこだわりがつまった自宅の写真をご紹介します。

4−1 玄関

かつて土間の奥で馬を飼っていたため、驚くほど広い玄関です。

壁に取り付けられているのは、アフリカから持ち帰ったドアだそうです。まるで美術館にいるかのような雰囲気ですね。

4−2 居間

居間には日本画家の古澤洋子先生の作品『氷食』があります。なんと、高級車一台分の価値があるそうですよ。

大工さんが作った掘りごたつで一杯やりながら、古澤さんの作品を眺める時間が何よりの幸せなのだそうですよ。

とてもダイナミックでエネルギーを感じる素晴らしい絵ですね。

くまもんが見守るこの居間には、山梨県出身の藤巻亮太さんも来られるようですよ。

この空間で藤巻亮太さんの歌声が聴けるとは、なんて贅沢なのでしょうか…。

こちらのお部屋もとっても素敵ですね。奥に見えるソファはSEKAI NO OWARIのライブセットに使用されたものをオークションで購入されたそうですよ。

4−3 書斎

骨董品がたくさん飾られた書斎のようです。こんな広々とした畳が敷き詰められた空間で、一日中ごろごろと本を読みたいものです。

4−4 廊下

廊下も抜かりなく素敵です…!

 

野口健さんの自宅、とっっても素敵でしたね!私もいつか古民家の改造にチャレンジしたいという気持ちが強くなりました。

参考になることがあれば、幸いです。

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